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最上 〜MOGAMI
(勝手にしやがれ)枕草子 正月一日は その三
2008-03-29-Sat  CATEGORY: 枕草子
八日。
登下校の自転車の鈴。
舌足らずなの。
をかし。
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勝手にしやがれ)枕草子 正月一日は その二
2008-03-27-Thu  CATEGORY: 枕草子
七日。
人まのアメ横。
常とは違う台所。
常とは違い台所。
青ものなど。
持っては愛で。
香っては賞で。
そんな父こそをかしけれ。

富士の白いのを見に行く。
どうして車が奇麗なの。
前の右と左が母と父。
後の右と左が私と 。 
母の運転に。
頭が一所でゆるぎあい。
なにに付けてもわらい合うの。
またをかし。

中央道の無門関。
私服警官などがたくさんで。
挟んで族どもをおどろかす。
やがて三桁街道を柳沢峠まで。
地肌が寒い尾根の向こうに、今。
錵を返したようなご来光の内に。
稲妻する九十九折を車が来た。
打ち見た。
地肌の黒いのがスモークの奥で、いた。
帳が開けきった。
今風なをとこ。
と地肌の黒いのは斑をつくっていただけ。
群消えしたのが雪が残ったようで。
車のあがりさわぐのも。
いと恐ろしく。
もう見えない。

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(勝ってにしやがれ)枕草子 正月一日は  その一
2008-03-25-Tue  CATEGORY: 枕草子
正月一日は。
美空にのぼせて。
私が君も君が私も。
見目愛でて。
私が君の君が私の。
夢に出て。
霞の中も瞼の裏も。
をかし。



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(勝手にしやがれ)枕草子 春はあけぼの
2008-03-24-Mon  CATEGORY: 枕草子
春はあけぼの。
空の身空のやがて白くあるかなき。
朝餉らし。
紫の先のやがて雲の雲らしく。

夏は夜。
洩る月のさやけき目出度きに。
夜目にも綾。
靄かと蛍のたくさんが。
闇に密。
一ツ二ツさらには正体なく。
雨など降るもをかし。

秋は夕暮。
入り日が稜のおちこちをかしくして。
カラスの三ツ四ツ二ツ三ツが今日も寝所に迷う。
まいて雁などは本当に。
日が隠れ。
風のはじめや虫のすだきはいずこから。

冬はつとめて。
雪はたとえば春の桜。
私の下に宵を綴じての水凝りもがな。
常の寒きに頼りはカイロ。
ホットミルクを吹くのも目にやさしい。
昼午前。
冷めたカイロのあともミルクの灰汁も。
わろし。




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